このページまで読み進んでいただきありがとうございます。作品の印象を決めるものはなんでしょうか?私はフレームに映るもの全てだと思います。でも全てをコントロールするにはお金と時間ががかかります。なるべくお金をかけずに作品の印象を思い通りにコントロールするシステムがあります。興味を持った方はこのサイトをご覧ください。

ビジュアルイメージスケールシステムはビジュアル作品を効率良く作ることができるシステムです。作品の方向性を明確にできる。頭の中のイメージを正確に言語化できるので、他の人とのコミュニケーションがとれる。自分らしさを保ったまま幅の広い作品作りができる。客観性を持って作品作りができる。エレガント・ロマンチックな作品からかっこいい・シック・ナチュラルなものまで幅広い作品を作ることができる。映像を作る方、写真を撮る方、絵を描く方など、物作りをする方は、必ずと言っていいほど上述したことができたらいいなと思ったことがあるのではないでしょうか。このビジュアルイメージスケールは「日本カラーデザイン研究所」が1984年に世に出しました。それ以来ファッション・建築・デザイン分野で使われてきたシステムです。明日からすぐに使えるものではありません。当然ですが、このシステムは仕組みを覚えて、実践していかなければ身につきません。最初は覚えることも多く、とっつきにくいと感じる方もいると思います。ですが、使えるようになれば今後の作品作りに長きに渡って重宝します。覚えて実践しなければ身につかないということ自体が参入障壁となり、他の人への大きなアドバンテージとなります。1980年代から30年以上使用されてきたこのシステムはシンプルで、柔軟で、奥深く、膨大なデータに基づいているので正確です。幅の広い作品作りに可能性を感じる方で、新たな考え方を学ぶことに積極的な方にはこの記事はとても価値のある情報を持っています。前置きが長くなりましたが、ビジュアルイメージスケールについて解説していきます。 私は作品に関わるスタッフ全員に共有して欲しいと思いこの記事を書いています。

①イメージスケール
16種類の大分類、180の小分類で世界を分類してしまう。イメージスケールとは何でしょう?聞きなれない言葉かもしれません。少しでも興味を持った方はこちらをクリックしてみてください
関連:ロマンチック.プリティ.ナチュラル.クリア.カジュアル.エレガント.シック.クール・カジュアル.ダイナミック.ゴージャス.クラシック.ダンディ.モダン.ワイルド.クラシックダンディ.フォーマル
②カラーイメージスケール
ビジュアルイメージスケールは元々「色のイメージ」を言語化して、「他の人と共有できるように」と開発されました。ビジュアルイメージスケールの仕組みが分かれば、言語イメージスケールの配置が「色」のために作られたことがわかります。カラーイメージスケールを理解することで、全体(ビジュアルイメージスケール)を理解する助けになるので、重点的に説明します
関連:色相環.トーン図.色相&トーンシステム
③単色イメージスケール
130種類もの単色をイメージスケール上に並べました この形をみると、何かに見えてきます
関連:単色イメージスケール
④様々なイメージスケール
イメージスケールは目に見えるもの、何でも分類できます ただし枠組みが必要です。枠組みとは何でしょうか こちらで説明します
関連:人物.動作.衣装.マチエール
点線.タッチ.構図.シェイプ.光線.余白.アングル.変化率.フォント
⑤ビジュアルイメージスケールpartⅠ
これまでは各論で説明してきましたが、作品を提示して説明していきます
関連:ビジュアルイメージスケール
⑥ビジュアルイメージスケールpartⅡ
こちらの大分類はカジュアルとナチュラルの間
⑦practice
ビジュアルイメージスケールの基礎がわかれば、練習して実践することが最も理解を深める方法です まずは手近なものから言語イメージスケールに当てはめてください
関連:枠組み・フレーム・世界
⑧イメージスケールの現場での使い方
関連:リファレンス.ダンケルク
⑨発展・欠点
イメージスケールは本当に奥が深い でも欠点もあります
関連:Contact
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